【女子ボートレーサーインタビュー 井沢聖奈(22=愛知)前編】

 ――ボートレーサーを目指すきっかけは

 井沢 お父さんがボートレースが好きで小さい頃から何回も蒲郡に行っていました。初めて行ったのは3歳くらいでちゃんと記憶がある訳ではないけど、昔の写真を見た感じイヤイヤではなさそうでした。

 ――ボートレーサーになりたいと思った時期は

 井沢 小学校5年生くらいからなりたいなぁ~と思うようになりました。JKは楽しみたいと思っていたので高校は3年間通いました。高校に通っている時からレーサーにはなりたいなと思っていました。

 ――ボートレーサー以外の進路は

 井沢 ボートレーサーしかなりたいものがなくて、それ以外は考えていなかったです。お父さんもお母さんもめちゃくちゃ応援してくれていました。

 ――ボートレーサー養成所の入所試験に受かった時の両親の反応は

 井沢 3回目で試験に合格して、めっちゃ喜んでくれました。でも、お父さんがすごくボートレース好きで舟券を買えなくなってしまうのが寂しいと言っていました。

 ――試験対策は?

 井沢 特別に何かをしていた訳ではないけど、筋トレとかランニング、柔軟とかしていました。

 ――2次試験で初めてペアボートに乗った

 井沢 試験だったので大テンパリしてました。緊張していたし、怖かったです。意外とスピード出るんだなあって思っていました。

 ――養成所生活を振り返って

 井沢 楽しかったし、青春だったなと思います。養成所を卒業する直前に実技教官が同期をみんな集めて夕陽に向かって走ったという謎の思い出があります(笑い)。

 ――養成所できつかったことは?

 井沢 テレビを見ている時にミスドとかの新作が放送されていて、それを食べることができなかったのはすごい悲しかったです。

 ――辞めたいと思ったことは?

 井沢 最初は何回もありました。全然うまくいかないし、帰りたいと思ってしまいました。でも、両親や友達からの手紙がすごく励みになりました。高校時代の友達から送られてきた楽しそうな写真とか「応援してるよ!」っていう言葉に助けられました。

 ――2024年5月25日のデビューから2年が経過

 井沢 成長はしているのかな? レーサーになって良かったとはすごく思っているのでメンタル的には成長できていると思います。5コースのようにまくるコースの時はスピードを持ってハンドルは切れるようになってきたと思います。

 ――直近の目標は?

 井沢 まずは水神祭です。ほんとに自分でもいい加減にしてくれよって思ってます。勝率も3点以上取りたいし、節で1回は舟券に絡めるようになりたいです。

 ――描いている将来像は?

 井沢 ビッグなことを言うとSGに出たいです。A1レーサーになって、どのコースからも買ってもらえるような選手になりたいです。

 ――課題は?

 井沢 スタート力です。ターンももちろんだけど、スタートに自信がついたらもっと自分がしたい旋回ができるようになると思います。