NHK大阪放送局は17日、同局制作の夜ドラ「ラジオスター」(月~木午後10時45分=総合)に海野リクト役で出演中の俳優・甲斐翔真のコメントを発表した。
同作の舞台は、震災後の石川・能登。大阪からやってきたボランティア柊カナデ(福地桃子)が始めたラジオ番組をきっかけに名もなき市民がスターになっていく、ノンストップエンターテインメントドラマだ。
甲斐が演じる海野は、高校卒業まで能登で育ち、その後、「お笑い芸人になる」という夢を追って大阪に住んでいた過去がある。現在は、実家の銭湯を手伝うために、地元に戻っている。素人だけでつくるラジオ放送に対して懐疑的で、カナデ(福地桃子)には特に冷たい態度をとるという。
同作について甲斐は「『ラジオで笑いを届けたい』という松本(甲本雅裕)の強い意志と、メンバーたちに引っ張られるうちに、ついにリクトもラジオに参加することになりました。ラジオを通していろんな人の人生に触れながら、リクトの止まっていた時間が動き出します。リクトがあらためて『笑い』にどう向き合っていくのか、どう影響されて、迷い、進んでいくのかを楽しみに見ていただけたらと思います」とアピール。
ロケで能登に滞在中、たくさん散歩をしたという。
「地震から2年が経っても、まだまだ復興が進んでいない現状に触れたことは、リクトの役作りにおいて欠かすことのできない体験でした」とし、続けて「滞在中、とあるお店の大将がおっしゃった『被災者という言い方が好きじゃない』という言葉が忘れられません。自分たちは被害者じゃない、頑張っている人なんだと。受け身ではなく自ら行動して、今を生きている。そんな皆さんの思いを、僕たちはこの『ラジオスター』というドラマで伝えていく責任があると心から感じました」と意欲を語った。












