米プロバスケットボールNBAマーベリックスの怪物ルーキー、クーパー・フラッグ(19)が3日(日本時間4日)に行われたマジック戦で、51得点と大爆発し、NBA史上初となる10代での50得点という快挙を達成し全米が騒然となっている。

 昨夏のドラフトで全体1位で加入した黄金ルーキーは今季期待通りの活躍で新人王が確実視されているが、ついにとんでもないことをやってのけた。数々のレジェンドたちも果たせなかった10代での50得点という偉業を現実にしたのだ。

 スペイン紙「マルカ」米国版は「クーパー・フラッグは、レブロン・ジェームズやマイケル・ジョーダンでさえ成し得なかった偉業を成し遂げた」と〝キング〟や〝神様〟を超えたと報道。伝説となった試合を振り返り「フラッグは51得点を挙げた。フィールドゴール成功率は63%以上、3ポイントシュート成功率は66・7%を記録した。これはまさに伝説的なパフォーマンスであり、ジョーダンやレブロンといった偉大な選手でさえ、同じ年代でこれほどの活躍はできなかった」とたたえた。

 米放送局「FOX」も「驚異的」と速報。「NBAの10代のクーパー・フラッグがとんでもない歴史を刻み、マイケル・ジョーダンと並ぶ〝稀有な存在〟に」と〝神様の領域〟に足を踏み入れたと絶賛した。

 同局はマーベリックスのジェイソン・キッド・ヘッドコーチ(HC)のコメントを報道。「彼は新人王にふさわしい」と断言した上で「彼が成し遂げたことは、まさに稀有なことだ」と仰天している。

 フラッグは試合後「楽しかったよ」。そして「ああいうモードに入るのはいつも楽しいよ。バスケットが大きく感じられて、チームメートが気を配ってくれて、助けてくれるんだ」と充実の表情で語った。とはいえ、127―138で敗戦したとあって「でも、僕は勝つのが大好きなんだ。負けている状況では、心から楽しむのは難しい」と悔しさをのぞかせた。

 NBA史上最高の選手となるのか。怪物の伝説が幕を開けた。