フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」が3日、大阪・東和薬品ラクタブドームで開幕し、次世代の日本をけん引する若きスケーターが躍動した。

 先月の世界選手権で2年ぶり4度目の優勝を果たした女子の坂本花織(シスメックス)が今季限りの引退を表明済み。来季は、五輪でも2大会連続でメダルを獲得したエースが不在の中での戦いとなるが、頼もしいヒロイン候補たちが存在感を示した。

 ミラノ・コルティナ五輪女子銅メダルの中井亜美(TOKIOインカラミ)は3回転ルッツなどを着氷。世界ジュニア選手権女子4連覇の島田麻央(木下グループ)は、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)などを軽やかに決め、会場を盛り上げた。

 中井と島田はともに2008年生まれ。島田は年齢制限により今季もジュニアでの戦いを強いられたものの、来季からはシニアに参戦する。中井は世界選手権後に「挑戦することはやめないでいきたい。麻央ちゃんと一緒に頑張ろうという気持ちでいきたい」と共闘を宣言。エースの魂は着実に受け継がれている。