陸上女子で1500メートルや5000メートルの日本記録を持つ田中希実(26)は、新たな立場で競技と向き合う構えだ。
同大時代から豊田自動織機のサポートを受けており、卒業後は社員として活動。2022年全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)では1区で区間2位の好走を見せ、チームの6位入賞に貢献した。23年春には退社し、プロランナーへ転向。ニューバランスと所属契約を結び、24年パリ五輪や25年世界選手権などの大舞台を経験した。
田中が退社後も豊田自動織機は支援を続けていた中で、1日には田中が再び入社したと発表。「女子陸上競技部の一員として競技活動に取り組んでいくことをお知らせいたします。競技へのさらなる挑戦と成長を目指す田中選手を再び女子陸上競技部の一員に迎え、その挑戦をサポートしてまいります」などと明かした。
古巣に復帰することになった田中は、今後どのように活動していくのか――。豊田自動織機の担当者は取材に「田中選手は社員として弊社の所属となりますので『プロ』ではなくなりますが、ニューバランスさんからの支援は継続される形です」と説明した。
かねて世界を飛び回ってきた田中は「自身の枠組みに捉われない活動形態は継続いたします」と明言。豊田自動織機とニューバランスの助けを借りながら、世界の猛者たちと戦い続ける。












