【岡田紗佳もう一度見たい麻雀Mリーグ】
 3月27日第1試合 渡辺太(ド)、浅井堂岐(フ)、黒沢咲(雷)、瑞原明奈(P)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。レギュラーシーズンが終わり、サクラナイツは9位でセミファイナルに進出できませんでした。2季連続、レギュラーでの敗退になってしまい、ファンの皆さまに最後まで楽しんでもらえず、情けない気持ちでいっぱいです。今季も応援していただいた皆さま、ありがとうございました!

 セミファイナル進出最後の椅子を巡って、雷電と渋谷ABEMASが激しいデッドヒートを繰り広げました。最終日、雷電はすでに全日程を終えたABEMASより0・5ポイント下で迎えました。第1試合でトップを取ればほぼ通過で、2着だと第2試合で2着以上が必要になります。3着、4着だと第2試合はトップというのがざっくりとした条件です。

 この大事な一戦に雷電を代表して出てきたのは、今季チームで最も成績がいい黒沢選手です。トップを狙って大ぶりに攻めていくのが得意な選手で、この一戦目にふさわしい打ち手だったと思います。

 オーラスでは親リーチに対し無スジのドラを切って勝負に出るなど、随所に素晴らしい場面がありましたが、個人的に私が最もしびれたのは南場の親番。8巡目に南をアンコにして、高目一盃口ドラドラでテンパイしました。多くの人がトップを取るためにリーチして高目5索をツモって6000オールにして決めてやるぜ、と思うじゃないですか。ここで黒沢選手が選んだのはヤミテンでした。

リーチではなくヤミテン
リーチではなくヤミテン

 確かにヤミテンでも5索出アガリで満貫、8索出アガリで7700点あります。ツモれば満貫以上からで、赤5索ツモならば6000オールです。58索も自分の目から5枚見えており、ヤミテンというのは理には適っているのですが、トップを取ればセミファイナル進出が決定的、さらに黒沢選手の雀風を考えると選ぶと思っていませんでした。結果的には、トップ目の太選手から8索出アガリとなってラス目からトップ目となり、一度は逆転されるもののオーラスで再逆転し、ポイント以上に大きなトップをつかみ取りました。

8索でロン!トップ目からの直撃でした
8索でロン!トップ目からの直撃でした

 冷静なヤミテンからオーラスでの情熱的なドラ4筒プッシュと、メリハリが素晴らしかったです。このトップで有利なポジションに立った雷電は、第2試合もまとめてセミファイナル進出を決めました。

オーラスでは親リーチに無スジのドラをプッシュ
オーラスでは親リーチに無スジのドラをプッシュ
インタビューもカッコ良かったです
インタビューもカッコ良かったです