【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】
3月12日第2試合 南3局5本場=二階堂亜樹(風)、白鳥翔(A)、阿久津翔太(サ)、園田賢(ド)
KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。一時はプラス1000ポイントを超えていた風林火山ですが、ジリジリとポイントを減らしてしまい、首位陥落も間近という状況になっていました。そんな苦境を救ったのが、亜樹選手兼監督です。驚きの攻撃的スタイルでトップを掴み、2位のKONAMI麻雀格闘倶楽部を再び突き放しました。
2着目の白鳥選手と3100点差で迎えた南3局5本場、親の阿久津選手から先制リーチが入ります。直後に亜樹選手もピンフの役ありでテンパイしました。場の状況を整理すると、阿久津選手の分も含めてリーチ棒は5本落ちており、5本場なので1000点のアガリがプラス6500点の7500点となります。白鳥選手とは満貫ツモ圏外でオーラスを迎えることになり、供託を狙って他家も押し返してくることを考えると、ヤミテンにする人が多いのかなと思います。
ところがここで亜樹選手が選んだのはリーチで、しかも宣言牌は現物の4索ではなく高目三色を狙っての7索でした。確かに7索は通りやすいとはいえ、ロンと言われる可能性はゼロではありません。それでもオーラスで満貫ツモ圏外どころか、跳満ツモ条件すらも消そうとしたのです。結果は安目をツモり、オーラスで跳満をテンパイをした白鳥選手ら3選手をかわしてトップとなりました。
この日は終始アグレッシブな姿勢で、東3局1本場でも親の仕掛け、白鳥選手からリーチが入ったところ、5枚見えの69索でリーチしました。直前に園田選手から6索が切られたばかりで、もう1枚持ってきたらすぐに打たれることからここもヤミテンにしそうですが、リーチして一発でツモりました。
Mリーグで守備のイメージが強いのは亜樹選手や多井隆晴選手でしょう。私は元々亜樹選手のファンで、特に守備に関しては多くを学びました。亜樹選手もここ2~3シーズンはどんどん攻撃的なスタイルにシフトしており、麻雀女流プロのパイオニアであるにもかかわらずここまでフォームチェンジできるのはすごいと思います。この日は本当に格好いい、しびれるトップでした。今季から選手兼監督となり個人としてもチームとしても結果を出していて、素晴らしいなと思います。















