F1レッドブルの4連覇王者マックス・フェルスタッペン(28)が今季限りで引退する意向を明言したことを受けて、F1トップのステファノ・ドメニカリCEOと緊急会談を実施することになった。

 フェルスタッペンは日本グランプリ(GP)後、英放送局「BBC」に対して今季限りで引退する意向を表明。欧米各国メディアがこの件を大々的に報じている。

 そうした中、英メディア「ブリテンズニュースチャンネル」はマックス・フェルスタッペン、F1ボスとの重要な会談へ レッドブルのスター選手は引退を検討中」と報道。「F1の最高経営責任者であるステファノ・ドメニカリは、マックス・フェルスタッペンとの夕食会を予定している。これは、4度の世界チャンピオンであるフェルスタッペンが今シーズン終了後にF1から引退するのではないかという臆測が高まっていることを受けてのものだ」と引退騒動を受けて急きょF1トップとフェルスタッペンの食事会がセッティングされたと指摘した。

 この情報は、欧州配信大手「Viaplay」で、元F1ドライバーのクリスチャン・アルバース氏が「彼とドメニカリの間で夕食会が予定されていると聞いている」と明かしたもの。同氏は「問題は、それがどのような結果をもたらすかだ」とこの緊急会談がフェルスタッペンの今後を大きく左右するとみている。

 また、同メディアは「オランダ人ドライバーの代理人は、オランダのメディア各社に対し、彼の将来について同様のメッセージを伝えていると報じられており、日本GPとマイアミGPの間隔が長くなることが決定的な要因となる見込みだ」と中東情勢による2レースの中止で1か月の中断となることから、この間に時間をかけて進退を正式に決断する方針という。

「フェルスタッペンの不満は、主に今年導入された抜本的なレギュレーション変更に起因しており、それによって彼はこのスポーツが依然として価値のあるものなのかどうか疑問を抱いている。5月に開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースへの出場を予定しているが、現在はそのスポーツカーレースこそがより本格的なモータースポーツだと考えている」と、F1以外の道も本格的に模索していると指摘する。

 さらにフェルスタッペンがF1引退へ傾いた要因として「幼い娘が家にいて、すでに確固たる地位を築いている彼にとって、22レース(本来は24レース)という過酷なスケジュールは、もはや必要な個人的犠牲に見合うものではないかもしれない」とF1の過密日程も挙げた。

 絶大な人気を誇る4連覇王者が電撃引退となるのか、全世界が緊急会談の行方を固唾を飲んで見守っている。