第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で3年連続9度目の総合優勝を果たした青学大の原晋監督が、誹謗中傷の根絶に向けた思いを明かした。
時代に合わせた応援文化の醸成とアスリートが安心して競技に打ち込める環境づくりを推進するプロジェクト「RESPECTion!」の始動会見が26日に都内で行われ、共同代表を務める原監督、柔道女子63キロ級で五輪2連覇を果たした谷本歩実さん、パリ五輪レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級金メダルの文田健一郎(ミキハウス)らが出席。1つの手段として「メッセージ」と「写真」を使用し、SNS上の誹謗中傷を減らしていく取り組みを実施するという。
注目度の高い大会時に著名アスリートやアスリートを支える方々の「メッセージ」を紹介したり、大会期間中や期間後に著名アスリートの軌跡や素顔に触れられる写真を発信することを検討中。原監督は「『メッセージ』や『写真』を広めていくことで、マイナス文化(誹謗中傷)を無くしていけると思っている。アスリートは人前に見えないところで努力を重ねている。その写真を見ていただくことによって、金メダルだろうが負けようが、そのプロセスを見たら誹謗中傷はできないと思う」と狙いを口にした。
また当プロジェクトはアスリートの意識改革にもつながるとの見解だ。「アスリートの振る舞いも向上してくる問題だと僕は思っている。誹謗中傷をなくすのは当然のことで、そのためにアスリートの振る舞いを良くするためのプロジェクトでもある」ときっぱり。魅力あふれるスポーツ界へ、名将の新たな挑戦が始まる。












