NASAの宇宙飛行士が先日、国際宇宙ステーションの〝触手の生えた卵状物体〟の写真をSNSで公開し、騒然となった。米メディア・FOXニュースが25日、報じた。
宇宙飛行士ドナルド・ペティ氏(70)が先日、奇妙な宇宙生命体のように見える写真をXに投稿した。空中に浮かび、紫色で卵のような形をし、そこから触手が伸び出しているように見える。
写真を見たXユーザーは「火で焼き払え」とコメント。別のユーザーは、映画プレデターを引き合いに出し、「卵からミミックが孵化してるみたいだ」と述べた。さらに別のユーザーは「マジで何かの卵が孵ってるのかと思った」と書き込んだ。
しかし、この写真を投稿したペティ氏はXに「国際宇宙ステーションを周回するジャガイモです」と説明した。2024年9月から2025年4月にかけて実施された国際宇宙ステーションの「エクスペディション72」の最中に撮影されたものだという。
「私はエクスペディション72(国際宇宙ステーションでの第72次長期滞在)で、オフの時間に行う宇宙菜園のためにジャガイモを持ち込みました」とペティット氏は説明した。
「これは初期の紫ジャガイモで、即席の育成ライト付きテラリウムに固定するためのベルクロ(マジックテープ)フックが付いています。ジャガイモは、可食栄養と植物全体の質量(根を含む)との比率で見ても、最も効率的な作物の一つです。将来の宇宙探査においてジャガイモは重要な役割を担うでしょう。だから今のうちに始めておくのが良いと思ったのです」
NASAによると、宇宙飛行士たちは長年にわたり、微小重力下での植物の成長を研究するとともに、食事に新鮮な食料を加える目的で宇宙ガーデンで植物を栽培してきた。近年では、レタス、キャベツ、水菜、ケールなどの栽培にも成功しているという。












