ヘンリー王子とメーガン妃は、ネットフリックスとの提携による新ドラマシリーズの制作を発表した。同社との契約関係が危ぶまれる中でのサプライズ発表となった。米ニュースサイト「デッドライン」が24日、報じた。

 今回、ヘンリー王子とメーガン妃は、ポロをテーマにした番組のエグゼクティブプロデューサーを務める予定だ。制作は夫妻の制作会社アーチウェル・プロダクションズと、ジョシュ・シュワルツ氏とステファニー・サベージ氏のフェイク・エンパイアが共同で行う。

 脚本はドラマ「ティーカップ」「ダイナスティ」のフランシスカ・X・フー氏が脚本を手がける。題名は未定だが、フロリダ州ウェリントンという華やかな乗馬の町を舞台にした、階級間のドラマであり、2つのライバルチームと、それらを率いる家族間の複雑な力関係を中心に物語は展開する。

 ドラマは「裕福なオーナーやスター選手といったエリート層だけの世界を超えて、より広い視野でスポーツを捉え直す」ことを目指しているという。これはヘンリー王子夫妻が手掛ける2作目のポロ関連プロジェクトとなる。2024年の前作は惨たんたる結果に終わっており、25年半ばの時点で「ポロ」は7000本近い番組の中で3436位にランクインし、全世界での視聴回数はわずか50万回だった。

 今回のドラマは、ヘンリー王子とメーガン妃がネットフリックスとの契約に基づき開発中の複数のプロジェクトの一つで、当初は1億ドル(約159億円)の大型契約を結んでいたが、現在は優先交渉権付き契約(ファーストルック)となっている。

 ネットフリックスはメーガン妃のブランド「アズ・エヴァー」との提携から撤退しており、ドキュメンタリーシリーズ「ウィズ・ラブ、メ―ガン」が2シーズンで打ち切りとなったことを受け、厳しい監視の目が向けられる中で、プロジェクトの作業は続けられることになる。

 ネットフリックスの最高コンテンツ責任者であるベラ・バジャリア氏は先週のイベントで「私たちは彼らと映画を開発中です。素晴らしいドキュメンタリーも一緒に制作しています。彼らもテレビや映画で開発中の作品があります。契約は常に成立したり解消されたりするもので、私たちは多くの契約を更新しません。当然のことながら、そういった契約はあまり報道されません。そこには面白い話がないからです」と語っている。