英内務省当局者は、ヘンリー王子に税金を使った警備を再開すれば、国民の反発を招く恐れがあると懸念している。英紙サンが先日、報じた。
ヘンリー王子とメーガン妃は7月、2027年にバーミンガムで開催される障害者テニス男女大会「インヴィクタス・ゲームズ」に向けて、1年間のカウントダウンを開始するイベントに出席するため英国を訪れる予定とされている。実現すればメーガン妃にとっては2022年9月のエリザベス女王の葬儀以来の英国訪問となる。
これを受けて王室およびVIP担当執行委員会は、警備体制を再開するかどうかを再検討しているという。しかし、内務省筋は「委員会の一部のメンバーは、世論の反発を恐れて不安を感じている」と語りつつ「政界側は政治的リスクが大きすぎると考えている一方、警察や治安当局の責任者は、現状の脅威を鑑みて、彼には絶対にその権限が必要だと考えている」と述べている。
リスク評価の全容解明が進められているものの、最終決定はまだ下されていないという。これはヘンリー王子が昨年、訴訟で敗訴したことを受けてのことだ。
ヘンリー王子に対する国民の税金による警察の警護をめぐる議論は、依然として続いている。王子は妻のメーガン妃と共に王室の公務から退き、米国に移住した2020年に英国での自動的な警察警護を失った。
それ以来、ヘンリー王子はこの決定に異議を唱え、訴訟にまで持ち込んだ。英国には税金でまかなわれた警備体制が整っていないため、ヘンリー王子は妻と子供たちが訪問するには危険すぎると主張したが、許可の復活は成功していない。王子は高等裁判所にも出廷し、自身と家族が英国滞在中に受ける権利のある警備レベルについて異議を申し立てていた。
正式な決定はヘンリー王子が次回英国を訪問する予定の7月までに、下される見込みだ。












