新システムでもっとも得をするのはメジャー史上最高年俸の男のようだ。
MLB公式サイトは21日(日本時間22日)、「ABSチャレンジで一番得になるのは誰? 選手たちの考えは?」との記事を配信した。
メジャーは今季から「ロボット審判」とも呼ばれる「自動ボール・ストライクチャレンジシステム」(ABSチャレンジ)を導入する。チームは9回まで2回の権利があり、選手が要求すれば中断して確認を行う。判定が覆れば権利は維持される。
そんななか公式サイトはオープン戦を戦う選手たちに匿名を条件にアンケートを実施。「ABSでもっとも得をしそうな野手」は「1位フアン・ソト(メッツ)、2位アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、3位スティーブン・クワン(カージナルス)」となったという。
同記事は「球界屈指の選球眼を持つことで知られるソトは、圧倒的な勝利を収めた。ソトはストライクゾーンを他の選手とは比べ物にならないほど見事にコントロールしているため、これは驚くべきことではない。2025年の彼の空振り率は15・9%で、規定打席に達した打者の中でメジャーリーグ最低を記録し、127四球でメッツの球団新記録を樹立した」と分析した。24年オフにメッツとメジャー歴代最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1148億円=当時)を結んだソトへの評価は高かった。
また投手についてもアンケートを実施。「1位ジャスティン・バーランダー(タイガース)、2位マックス・シャーザー(ブルージェイズ)、3位山本由伸(ドジャース)」となった。
とはいえ選手の多くは投手側からのチャレンジについては懐疑的だという。ア・リーグ東地区の投手の話として「投手はあまりよく見えていないと思う。他の投手は見えているかもしれないが、よほど明白な場合でない限り、私には見えない。もし明白な場合なら、捕手も見えているはずだ」との談話を伝えた。投げ終わりの投手にとってコースの見極めは難しいという。
記事はさらに捕手のランキングも紹介。「1位カル・ローリー(マリナーズ)、2位リアルミュート(フィリーズ)、3位パトリック・ベイリー(ジャイアンツ)」となった。捕手は今季からフレーミング技術が無効となる。
新システムがメジャーの試合にどれだけ影響を与えるか注目だ。












