今夏の北中米W杯で森保ジャパンが「歴史的な偉業」を果たす可能性があると英メディアが予測している。

 英メディア「ワールドフットボールインデックス」は「2026年W杯のダークホース…日本は歴史的な偉業を成し遂げられるのか」と題して、急成長する森保ジャパンを徹底特集した。

「日本の最近の好調ぶりは、今年のW杯で〝最も危険なダークホース〟の一つとして浮上する可能性を示唆している。ブルーサムライは25年の直近3試合で勝利しており、好調を維持している。彼らの実力はより長い期間にわたって発揮されてきた。過去4年間、日本はこの夏のW杯で最も多くの勝ちを収めるための基盤を築いてきたのだ」と優勝すら視野に入る戦力が整ったとみる。

 カタールW杯で優勝候補のドイツやスペインを撃破した実績を振り返り「前回大会は、サプライズの可能性を示唆している。日本は、ドイツとスペインをそれぞれ2―1で破り、さらに3位となったクロアチアとのPK戦で惜敗した。森保一監督が就任して以来の日本の成長を如実に示していた」とW杯で強豪国を撃破する土台は築けていると指摘した。

 森保ジャパンの強さの秘訣も検証。「こうした結果は攻撃力の高さによってもたらされることが多い。カタールW杯以降、日本は17試合で4得点以上を記録している。彼らのゴールの多くは、持続的なボールポゼッションではなく、高いターンオーバーや素早いカウンターアタックから生まれている。森保監督の戦略は、チームの選手構成に基づいて構築されている」と分析する。

 こうした森保ジャパンのスタイルは、W杯で旋風を巻き起こす国に共通していると指摘。「アンダードッグが似たようなアプローチで成功を収めるケースが多々ある。世界レベルの攻撃陣を擁していない森保監督のシステムは、実利主義と反応性が評価されることが多いW杯には理想的と言えるだろう」とした上で、こう続ける。

「アジア史上最高のW杯出場チームからヒントを得られるかもしれない。2002年、韓国代表は攻撃的なハイプレスと守備の規律を組み合わせ、準決勝に進出した。フース・ヒディンク監督は青写真を示し、日本はそれを継承することで大きな成功を収めることができるだろう」とW杯史上アジア最高位の4位に躍進した02年日韓大会の韓国代表を森保ジャパンは手本とするべきだと主張する。

「ベスト16を突破したことがないチームにとって、この成績を上回ることは歴史的な快挙となるだろう。久保建英の若々しい躍動感や遠藤航の才覚をバランスよく組み合わせ、ハイプレスと堅固な組織を両立させたチーム構成で、森保監督は今夏、日本が真のダークホースとなるための方程式を見つけたのかもしれない」と大きな期待を寄せた。

 森保ジャパンは世界からも優勝候補として脚光を浴びているようだ。