ミラノパラリンピックの開会式(6日=日本時間7日)を前に、ボイコットを表明する国が相次いでいる。

 開会式はベローナに建設された古代ローマ時代の円形闘技場で行われるが、国際パラリンピック委員会(IPC)はウクライナへの侵攻を続けるロシアとベラルーシの選手の参加を認めた。そのため、ウクライナなど欧州の複数の国が開会式をボイコットすると発表していた。

 直近ではドイツも開会式をボイコットすると、ドイツ障害者スポーツ協会が公表。「特に困難な時期においては、パラリンピックの価値を目に見える形で体現し、スポーツの公正性を断固として守ることは、私たち共通の責任である」と理由を明かした。

 またドイツ紙「Tagesspiegel」は「ロシアとベラルーシの選手がイタリアで開催されるパラリンピックに自国の国旗を掲げて出場を認められたことへの抗議として、ドイツチームはベローナで開催される開会式における各国選手のパレードに参加しない」と報じた。

 ロシアによるウクライナ侵攻は約4年を迎えた。欧州各国の怒りは頂点に達しているようだ。