米国のスーパースターがミラノ・コルティナ五輪で大きな話題となった〝コンドーム問題〟に言及した。

 五輪では選手の健康衛生上、性感染症も予防する観点から各大会でコンドームを大量に配布している。直近の冬季五輪では、新型コロナ禍による厳格な管理下だった2022年北京大会は参考外だが、18年平昌大会は地元メディアによると約11万個が配布された。

 しかし、今大会は、開催国イタリアの地元紙「ラ・スタンパ」が大会組織委員会は1万個しか配布せず、開幕からわずか3日で枯渇したと報道。一部選手からも悲鳴が上がっている状況を指摘した。

 するとコンドーム不足危機として世界各国の大手メディアが報じて大騒動に。14日には国際オリンピック委員会(IOC)が会見で異例の言及。マーク・アダムス広報部長が「バレンタインデーで盛り上がっていることは明らかだ」などと語り、需要増でコンドームが不足していることを暗に認めた。

 その後、大会組織委員会が緊急補充を実施。選手たちは〝夜の交流〟を満喫している。そうした中、米バスケットボール女子で史上最高の選手と称され、五輪でも2度の金メダルを獲得しているキャンデース・パーカーがこの問題について語った。

 ポッドキャスト番組「ポストムーブズ」に同じく女子バスケの選手、アリーヤ・ボストンとともに出演したパーカーは「オリンピックの選手村で、どんなスポーツがすごく人気になっているか知ってる?」とパーカーが切り出すと、ボストンは「知らないわ」と返答。するとパーカーは「一つだけ言わせてね。予想以上の需要のために、選手村では3日でコンドームが品切れになったのよ」とズバリ指摘した。

 これにボストンは「それはバナナね(クレイジーの意味)」と爆笑。この反応を見たパーカーは「ええ、安全第一よね。大好き…。安全第一よ。まあ、寒いでしょうしね。本当に寒い。ミラノ冬季オリンピックだから。誰かに温めてもらってください。だから、安全第一でね」とパーカーは熱弁していた。

 感染症予防の観点から、今回の一件は広く啓発につながっているようだ。