ミラノ・コルティナ五輪の選手村で、コンドームが不足する危機的状況に陥ったことが明らかになり、波紋を広げている。

 開催国のイタリア紙「ラ・スタンパ」が、今大会の選手村で現在コンドームが不足する事態になっていると報道。同紙に対して参加選手が「たった3日で底をついた。もっと届くと約束されたが、いつになるかは分からない」と窮状を訴えた。同紙は選手の健康衛生上、必要である避妊具の用意に関して大会組織委員会の準備不足を批判している。

 こうした状況を世界中の大手メディアが続々と報道。今大会で大きなトピックとなり、ついに国際オリンピック委員会(IOC)が14日の会見でこうした状況を正式に認め、アダムス広報担当が「バレンタインデーが盛り上がっている証し」などと明言した。

 そうした中、英メディア「スポーツバイブル」は「オリンピックで性行為が当たり前の理由。選手のコンドームが不足」と題して、選手村で〝夜の交流〟が盛んな理由を検証した。

「一体なぜそんなに性行為が盛んなのだろうか?」と提起した上で、過去の選手の証言を取り上げた。

「ドイツ代表として2つの大会に出場した走り幅跳び選手、スーゼン・ティートケは、選手たちは競技が終わったらただ『エネルギーを発散したい』だけなのだと言う。彼女は『オリンピックでは選手たちは肉体的にピークに達する。競技が終わると、彼らはエネルギーを解放したいのです』と語った」。そして同選手は「競技が終わると、選手たちはエネルギーを発散したくて、次から次へと〝パーティー〟が始まり、そこでお酒が登場する」と指摘。「性行為をすることはあるし、それを目指す人もたくさんいる」と明らかにした。

「元米国水球代表の主将でオリンピックに5回出場したトニー・アゼベド氏は、この件について意見を述べるのに十分な人物であり、彼は単に、アスリートはトレーニングとスケジュールに全力を注ぐため、デートするのが難しいのだと語った。アスリートたちは、同じ分野の人と出会う機会があれば、すぐに飛びつく」と指摘。同氏は「誰かに出会うことがどれだけ難しいか考えてみてください。毎日午前6時から午後5時までトレーニングするオリンピック選手を例に挙げましょう。一体、いつ誰に会えばいいのか? プレッシャーもなくなり、同じ志を持つ人たちと出会える…そして、ドカンと」と選手村で選手たちが夜も〝活発〟になる理由を告白した。

 ミラノ・コルティナ五輪も14日のバレンタインデーで折り返しを迎え、〝夜の祭典〟も本格化しているようだ。