歴史上の重要な場面に立ち会えるチャンスがあったら――そんな夢をかなえる場所がある。大型XRエンタテイメント施設「IMMERSIVE JOURNEY(イマーシブジャーニー)」だ。器具を装着し、リアルで壮大な仮想空間の中を歩きまわり、本来なら決して行くことができない所への〝旅〟を実現させた。
2024年に開場した横浜では1年間で約12万人が来場。23日、名古屋にその2号館が誕生する。オープニングコンテンツは紀元前26世紀、約4500年前のエジプトへ旅行する「Horizon of Khufu(ホライゾン・オブ・クフ)」。制作した仏「Excurio」社は「世界7大不思議の一つ、プラミッドの内部を旅できる没入型探検」であると話す。参加者はクフ王のピラミッド内部を訪れ、頂上からの雄大な景色を眺め、クフ王の葬儀にも参列できる。
装置によるVR体験は家庭用ゲーム機でも可能で、その映像レベルも年々進化している。では両者の最大の違いは何かといえば「学び」にある。
Excurio社はVRカルチャー&エンタテインメントの第一人者として知られ、リアリティのある世界観を構築するために、現存する資料や史跡を元に専門家の監修や徹底的な時代考証を行っている。約4500年前が舞台のため「古代エジプト人の話し方がわからず、方向性を決めるのに時間がかかった」などの課題もあったが、研究者とともに乗り越えた。「イマーシブジャーニー名古屋」の矢野雄輝所長も「(楽しみながら学べる)エデュテイメントを提供していきたい」と話す。
なお声の担当は、ガイド役のモナをファイルーズあい、女神・バステトを沢城みゆきが務めている。













