訴訟のため訪英中のヘンリー王子が、デーリー・メール紙などの発行元であるアソシエイテッド・ニュースペーパーズ・リミテッド(ANL)との裁判の2日目に臨んだ。弁護士らは同社が私立探偵を雇うなど「極めて侵入的」であったと主張した。英紙ミラーが21日、報じた。
ロンドンの高等法院で行われた裁判の2日目(20日)にヘンリー王子の弁護士デビッド・シャーボーン氏は、2001年から2013年の間に書かれた記事は「非常に侵入的かつ有害な方法で、現在の妻であるメーガン妃と出会う前の数年間に彼が築いた、あるいは築こうとした人間関係に焦点を当てている」と述べた。
シャボーン氏は、2004年から10年まで交際していたヘンリー王子の元恋人チェルシー・デイビーさんとの旅行計画が、私立探偵を通して盗聴などの違法行為で入手され、ANLによって記事に利用されたと主張した。同氏は「これらの記事は単に(ハッキングなど)侵入的であっただけでなく、深刻な安全保障上の問題を引き起こしました。この記事を裏付ける当時の証拠は、驚くべきものです」と述べている。ちなみに当時は、デーリー・メール紙の記事が原因で2人は破局したと報じられている。
さらに同氏は、この旅行に関する情報を不正に収集した私立探偵マイク・ベア氏が、ジャーナリストのレベッカ・イングリッシュ氏から報酬として200ポンド(約4万2000円)を受け取っていたと主張した。この情報にはデイビーさんの「正確なフライト情報と座席番号」が含まれていたという。シャボーン氏は、ベア氏が「デイビーさんとヘンリー王子がプライバシーを守るためにあらゆる努力を払ったにもかかわらず(探偵は)それらが完全にムダになるほどの努力をしていた」と述べた。
ANLの代理人であるアントニー・ホワイト弁護士は、書面提出物の中で、情報を得たイングリッシュ氏が「ベア氏を違法な情報収集に利用したことを強く否定している」としている。ヘンリー王子は22日に証言台に立つ予定だ。












