出版社との裁判のため訪英中のヘンリー王子が勝訴へ向けて自信満々で「最後まで戦い抜く」と誓っているという。米誌ピープルが19日、報じた。

 ヘンリー王子はデーリー・メール紙、メール・オン・サンデー紙などを発行するアソシエイテッド・ニュースペーパーズ(ANL)が電話盗聴など違法な情報収集を行ったとして、長年に渡って法廷闘争を続けてきた。王子を含む7人の原告グループはANLが「明らかに組織的かつ継続的に違法な情報収集を行っていた」と主張しており、2022年から訴訟が継続している。BBCによると、ANLはこれらの主張を真っ向から否定しているという。

 今回は9週間と予想される裁判の開始に当たり、ヘンリー王子は19日に英国に到着。ロンドン高等裁判所に出廷した。

 王子は今後数日間に出廷する予定で、22日には最初の証人として証言台に立つ。ヘンリー王子の広報担当者は「自信はある。準備はできている」と語っており、この訴訟は英国の新聞社と繰り広げてきた一連の法廷闘争の最終章となるものだとした上で、ヘンリー王子は「最後まで戦い抜く」と誓っているという。

 ヘンリー王子はこれまでザ・サン紙、ミラー紙、そして現在はANLなど英国のタブロイド紙を相手に法廷闘争を続けており、ある情報筋は「これは長年にわたる訴訟の集大成です。ヘンリー王子はこれら(違法な情報収集)を正さなければならない不当な行為だと考えています」とも語っている。

 同情報筋は「イギリスのタブロイドメディアの力に対抗できるだけの資金力がない人は多い。しかし彼は幸運な男です。財力があり、それを実行する能力があり、彼らに立ち向かう意志と強い精神力も備えている。自分がやらなければ、誰がやるという考え方でいます」と王子の訴訟に取り組む熱意を明かしている。

 まずは22日にヘンリー王子が証言台で何を語るかに注目が集まる。