コメンテーターの玉川徹氏が7日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演。トランプ大統領が掲げる「ドンロー主義」へ「どこまで歴史を逆回転させるんだっていう話だと思うんですよ」と持論を展開した。

 番組ではアメリカがベネズエラで軍事作戦を展開し、マドゥロ大統領を拘束したことを特集。トランプ大統領の外交方針として「ドンロー主義」を掲げており、これが行動のもととなっている。

 1823年に当時のジェームズ・モンロー大統領が提唱したのが「モンロー主義」で、米国が欧州の政治に干渉しない代わりに、欧州列強も米州に干渉するなという基本原則で、米国こそが西半球の決定者という主張だ。この「モンロー主義」にトランプ大統領の名前であるドナルドを掛けた造語がドンロー主義だ。

 玉川氏は「モンロー大統領って1800年代の人ですよね」としたうえで「一体、どこまで歴史を逆回転させるんだっていう話だと思うんですよ」。この2人の時代について「帝国主義と植民主義の時代でしょ。だからそういう風な時に戻るんですかと。当時は弱肉強食で完全に。武力で他国を戦略侵略して、そこに植民地を置くことがオッケーだった時代だから」と語る。

「そんな昔の話に、そんなとこに戻りますって言ってる話を、アメリカの国内だって、みんなが受け入れてるわけじゃないじゃないですか」という。

 アメリカ国内の世論調査ではベネズエラを攻撃しマドゥロ大統領を拘束したことを支持するかについて約3割が支持しない、約3割が支持と均衡していたが、玉川氏は「世論調査だって3割、3割っていうのはもしかしたら、共和党民主党っていう、そういう風なことなのかもしれないですけど、これ以上、さらに進めていくっていうことに関しては、7割の人がアメリカでも反対してるわけですよね」という。

 こういった状況だからこそ「大統領とはいえ、やろうとしてることは、おかしいんじゃないかっていうことは、ヨーロッパと日本は、一体になって言っていくべきじゃないかと思いますね」と語った。