大相撲初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表された22日、新大関安青錦(21=安治川)が都内で会見した。

 同席した師匠の安治川親方(元関脇安美錦)は「うれしさより(師匠としての)重圧みたいなものはありますね。しっかり成績を残さなければいけない」と責任を実感。「成績以外にも、力士としてお手本となる存在でなければいけない。私も襟を正さなければ」と気持ちを引き締めた。

 大関になったことで、取り巻く状況も一変した。師匠によると、安青錦のもとには取材などの申し込みが殺到。海外でも注目されており、両親が暮らすドイツのメディアや米経済紙「ウォールストリート・ジャーナル」などからもオファーが届いているという。

 安治川親方は「大関になって年末年始(のスケジュール)が多忙になった。いろんな取材なり、今までと量が全然違う。数えきれないぐらい(苦笑い)。インタビューだったり取材だったり、全部入れたら1日10件近くになるような感じ。海外からもすごく注目されていると改めて感じたので、できるだけ対応はしたい」と説明する。

 一方で「大関として応えることも大事ですけど、相撲に集中する時間をうまくつくってあげないと」と〝本業〟との両立に頭を悩ませた。この状況に安青錦は「ありがたいこと」としながらも「どっちかと言うと、自分の仕事は稽古すること、土俵で勝つことなので。そこにもっと集中してやっていきたい」ときっぱり。多忙を言い訳にせず、土俵で結果を残していく構えだ。