【茜さやのほっこり温泉】フリー素材モデルにして大の温泉好き・茜さやが、全国各地の魅力的な温泉を紹介する好評連載。今回はこれからの季節にはピッタリの“雪見温泉”です。
読者の皆様、こんにちは。温泉大好き、茜さやです!
雪見温泉シーズン、いよいよ本格到来。本日ご紹介する温泉は奥飛騨温泉「Tabist 風雪(かぜゆき)」さん。
冬の気配を感じた途端、なぜか無性に奥飛騨温泉郷が頭をよぎる…そんな方、多いのではないでしょうか。もし奥飛騨へ行くなら、私はぜひ「Tabist 風雪」さんをおすすめしたいです。
建物は、現代的なデザインというより、見るからに素朴で“ほっ”とする安心感のあるたたずまい。玄関をくぐった瞬間に、体と心の力がふにゃっと抜けていくのを感じる、あの落ち着く実家感。旅の疲れをリセットするには、この静かで優しい空気が欠かせません。
お部屋に置かれた羽織の柄が、これまた遊び心満載! 某アニメの主人公のようなデザインで、見つけた瞬間、「うわ、○○!!」とテンションが上がる。こういう小さな面白い!や、新しい!が旅の気分をグッと高めてくれます。
さて、ここからが一番熱く語りたい、温泉の魅力。この宿には、内湯が2つ、露天風呂が2つ。なんとすべて貸し切り風呂! 泉質は、やわらかさが格別で、全身をしっとりと優しく包み込んでくれます。
湯に身を沈めた瞬間に「あ~、これこれ!」と、心の中で歓喜する心地良さ。湯の温度が絶妙で、体の芯はじんわり温まりながらも、頭はクリアになっていくあの感覚。冬の温泉が、なぜこんなにも心を解きほぐしてくれるのか、その答えがここにあります。
特に、露天風呂の開放感はたまりません。一部、屋根が付いているので、雪が降っていても安心。雪が多いこの地域でも、絶景の雪見温泉を存分に楽しめる設計がうれしいポイント♪ 奥飛騨の雪は、降る音さえ静かで、湯気の向こうで舞い落ちる雪をただ眺めていると、本当に時間が止まったように感じます。
温かい湯に体をひたしては外気にさらし、また湯に戻す…この繰り返しのぜいたくさ。まさに、この季節の温泉の良さをじっくりじんわりと感じる瞬間です。
内湯も2つそれぞれ雰囲気が違っていて、温度の違いや光の入り方でも“湯巡りしてる感”がしっかり味わえる。気付けば何度も入り直してしまうんですよね。旅先でこんなに温泉に長居するの、久しぶりでした。
大々的な演出があるわけじゃないのに、湯そのものの気持ち良さと、この宿の落ち着いた空気が合わさって、冬の疲れをすーっと吸い取ってくれるような場所。気を張らずに過ごせる宿って、やっぱり好きです!!
雪が降り始める今こそ、奥飛騨の湯の力を全身で感じられるシーズン。静かな雪の中で温泉につかる時間、そのぜいたくさをぜひ味わいに行ってみてください。
【奥飛騨温泉 Tabist 風雪】岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯508―8。泉質=単純硫黄泉。問い合わせ=℡0578・89・2080。素泊まり=9800円~。交通=電車はJR高山本線「高山駅」から車で約50分、車は中部縦貫自動車道「高山IC」から約50分。

















