元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が23日、「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)に出演した。

 番組では高市早苗首相が台湾有事は「存立危機事態になりうる」と国会答弁で発言したことに対して、中国が対抗措置を取っていることを取り上げた。また18日に行われた日中局長級協議終了後、外務省の金井アジア大洋州局長が、ポケットに手を入れた中国外務省の劉勁松アジア局長に、頭を下げるような様子を取り上げた映像がSNSなどで拡散されて話題になった。

 橋下氏は「高市政権はスタートダッシュも良かったし支持率も高い。今回の補正予算を見ても色々と懸念点はあるのかもしれませんが、今まで財務省の壁と言われてたところを巧みな政権運営で乗り越えられて非常に成果を出しつつある。僕が唯一懸念していた高市さんの外交安全保障の姿勢。本当に残念ですね」と落胆。

 存立危機事態の発言が中国に対して抑止力になっているとの声もあるが橋下氏は「本当にそうなんですか?抑止力になってるんだったら、日本政府はこんなに慌てることもないだろうし」と疑問視した。

 続けて「あれは戦略のない発言だったと思う。そのほかのことがうまくいってるところも多いのでなんとか立て直しを図ってもらいたいですね」と期待をしていた。