J1町田のMF相馬勇紀が、日本代表の森保一監督に感謝を示した。

 J1町田が16日、天皇杯準決勝のFC東京戦(国立)で0―0で突入した延長戦の末に2―0で勝利した。延長前半13分にMF林幸多郎が先制。さらに、延長後半4分にFWオ・セフンがゴール。相馬が見事なアシストを見せた。

 天皇杯の決勝進出はクラブ史上初だが、相馬にとってもタイトル獲得に向けて、より一層フォーカスできる要因もあった。日本代表の森保監督は、天皇杯準決勝が国際Aマッチ期間(11~18日)に行われるため、天皇杯4強進出のチームからの招集を見送った。相馬は9日のリーグ戦のFC東京戦後に森保監督の配慮に感謝を示しつつ、日程問題に複雑な心境も明かしていた。

 あれから1週間、天皇杯で無事に決勝進出を決め「この大会がなかったとして(代表に)呼ばれていたか僕らもわからないが、やはり代表は目指しているところ。森保さんのインタビューの発言を見たが、僕らをこの大会に集中させてくれるような発言だった。なんとしても、このクラブでタイトルを取りたいと思っていたので、本当にファイナルに行けてよかった」と安堵の様子を見せた。

 さらに、取材対応中の相馬の前をFC東京のDF長友佑都が通過する際に、2人は「また」と互いに言葉を掛け合い、熱い抱擁。去り際には長友が「優勝しろよ」と言葉を残すと、相馬は「任せてください」と代表でも共闘してきた2人が、絆の深さをうかがわせるやり取りを見せていた。