スペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(25)がシャビ・アロンソ監督に猛反発した問題で、クラブは指揮官を全面的に支持すると、スペイン紙「アス」が報じた。

 ビニシウスは2―1で勝利したバルセロナとの「クラシコ」(26日)で途中交代となると、シャビ監督に大激怒。その上で「このチームを出て行くんだ…出るしかない」と退団を口にするなど、深刻な対立が懸念されている。その一方で、指揮官は「彼とそのことについて話し合うことになる」と語っていた。

 そんな中、同紙は「Rマドリードはシャビ監督を支持している。そして、ビニシウスに憤慨している」とし「クラブの見解では、これは不当な怒りだ。クラブはシャビ監督がどんな決断を下しても全面的に支持すると強調している。激しい非難の渦中にあるにもかかわらず、彼らは監督の味方であり、ビニシウスの態度を非難している」と報じた。

 今季から指揮を執るシャビ監督とビニシウスはかねて微妙な関係にあった。ビニシウスの側近らによると、より大きな亀裂が入ったキッカケは米国で開催されたクラブW杯準決勝のパリ・サンジェルマン(フランス)戦。指揮官がビニシウスを右サイドで起用したことだったという。さらに迎えた新シーズンでは公式戦13試合で10試合に先発もフル出場は3試合。クラシコでも途中交代を命じられたことに不満を爆発させた。

 同紙は「事態は緊迫しており、手に負えなくなっている。懲戒処分は行われないが、内部協議は行われるだろう」とし「この物語はまだ多くの章が残っている」と伝えていた。