大相撲秋場所14日目(27日、東京・両国国技館)、新小結安青錦(21=安治川)が幕内平戸海(25=境川)を下して11勝目(3敗)を挙げた。土俵際まで押し込まれながらも、前へ出て逆襲。最後ははたき込みで相手を土俵にはわせた。取組後は「相撲はダメだったんですが、体は動いたのは良かった」と振り返った。
千秋楽を残して新入幕から4場所連続で11勝と抜群の安定感を発揮。大関取りには三役の地位で「3場所合計33勝」が目安とされているなか、新三役でいきなり大関挑戦の起点を築いた。
高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は「(大関取りの起点は)三役に上がってからですから。これからスタート」との認識を示した上で「あと1番勝ったら大きい。11勝と12勝では違う。強い相撲を取っている。楽しみ」と期待を寄せた。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「立派ですよ。相撲が安定しているし、強い相撲で勝っている。ギリギリで勝っている相撲ではない」と絶賛。「いい相撲を取っていれば(3場所通算で)33番勝たなくてもいい」との見解を付け加えた。
過去には、平幕の場所が起点となったケースもある。次の場所も好内容の相撲を継続できれば、年内に一気に大関昇進を果たす可能性もありそうだ。













