俳優の香川照之(59)が、世界的人気ゲームシリーズ「龍が如く」の最新作「龍が如く 極3」(来年2月リリース)に、香川〝まんま〟の姿で出演する。都内で24日開かれた新作タイトル発表会「RGG SUMMIT2025」で明かされた。

「龍が如く」は、巨大歓楽街に生きる熱き男たちの生き様を描いたアクションアドベンチャーゲーム。「極3」は16年前の「龍が如く3」のフルリメークで、香川は「ハマの帝王」こと浜崎組組長・浜崎豪を演じる。

 香川はこの日欠席。主人公の敵役・峯義孝の声を演じる中村獅童(53)は「香川さん、ホントは今日のイベントすごい楽しみにしてて…。6月に歌舞伎座でご一緒させていただいてたんですけど、『イベント、ホント行きたいんだけど…。収録も結構ね俺、大変だったんだよね』とおっしゃってて…」と明かした。

 制作総指揮の横山昌義氏によると「お越し下さるような感じで調整頑張ったんですけど、どうしても歌舞伎の公演と重なっちゃって、今日来ていただけなかった」という。代わりに香川はビデオメッセージを寄せ、「今回私は、フェイスキャプチャーと音声収録だけでなくてですね、さまざまな表情の演技を撮らさせていただきました」と、撮影時の模様を公開した。

 撮影時に「今の2025年という、21世紀の技術がどういうものかを体験する場になるので、面白い…」と語る香川。対して横山氏は「僕もドキドキしてます。声を出してる本人が、キャラクターの顔の動きまでつけるっていうのは、実は僕らも初挑戦なんです」と明かした。

 ビデオの中で香川は「新しい試みがいっぱいあるっていうことで、僕自身も楽しみですし、目に光が宿ったモーションキャプチャーっていうのが、ゲームの3Dの中でどうなるのかっていうのは、技術の最先端と言うことができると思うので、(プレイヤーに)確認して見ていただきたいなっていうふうに思いました」とPR。

 横山氏は、香川の抜擢がいかに特別だったか説明した。

「香川さんの顔の表情の演技って、たぶん誰もできなくて、僕らもたぶんアニメーターが手で付けるのも難しくて…。予想外のとこで口開いてたりとか、目閉じてたりとかされるので。でも楽しみだったんですよ、本番までどういう風にやるんだろうって」

 16年前のオリジナル版に登場する浜崎をどう崩し再構築するか、横山氏は香川と一生懸命相談したというが…。「結構、声の質感とかは違うアプローチできて、〝あ、こうやるんだ〟って思ってたら、顔はやっぱり香川さんでしたね」

 横山氏は「やっぱり(香川)本人ぽく仕上がりますね。特に表情に特徴のある人は。なのでそこも見どころの1つだと思いますので。(浜崎の)出番も増えてます。浜崎周りのシーンとかも、オリジナル版よりは増えてる」とネタバラし。

 撮影時、香川は顔にマジックで点々をつけられたり、カメラ機材などを被されたり…。そんな様子がビデオには映っていた。感想を聞かれた中村は「やっぱりね、顔芸が…とても勉強になりますよね。歌舞伎の時とは違った、香川さんの…。今になってよく分かりました。(撮影が)大変だったっていうのが…」と語っていた。