俳優の香川照之(市川中車=57)が20代後半の一般女性と極秘再婚し、男児が誕生していたことが7日、明らかになった。香川は、いとこで歌舞伎俳優の市川猿之助被告(47)の心中事件で揺れる歌舞伎の名門「澤瀉屋(おもだかや)」を支えようとしており、新たにできた家族を守るためにもドラマに復帰したいところ。タッグを組みそうなのは〝チーム半沢〟だ。
香川の極秘再婚は7日配信の「デイリー新潮」で報じられた。お相手は20代後半の一般女性で、30歳近い年の差婚。昨年に再婚し、男児を授かったという。
1995年に元CAの女性と結婚して1男1女に恵まれたが、2016年12月に離婚。長男の市川團子(19)は歌舞伎公演で、心中事件を起こした澤瀉屋の当主である猿之助被告の代役を務めた。授かった男児は團子の弟になる。
香川の所属事務所幹部のスマホに電話し、折り返しはあったが、コメントはなかった。事務所はその後、香川が昨年に再婚して子供がいることを発表した。「お相手は一般の方ですので、詳細を控えさせていただきます」とした。
香川は過去に東京・銀座のクラブホステスにセクハラしていたと昨年8月に報じられ、レギュラー番組やCMを相次いで降板。ドラマや映画に活躍していた売れっ子は姿を消した。
歌舞伎俳優の市川中車としては昨年12月の公演で復帰した。今年7月には猿之助被告の代役として「七月大歌舞伎」昼の部で主演。当主を欠いた澤瀉屋を支えようしている。
それでもセクハラ騒動で降板した違約金は億単位といわれており、歌舞伎の出演料だけで返済するのはなかなか難しい。再婚して子供も誕生したことで、俳優としての復帰を模索しているという。
一連の騒動から1年――。ドラマ界や映画界からは復帰を願う声は少なくない。香川の復帰で有力視されているのは、TBS系日曜劇場「半沢直樹」(13、20年)の〝チーム半沢〟が制作する連ドラだ。
TBS系では現在、俳優の堺雅人の主演で日曜劇場「VIVANT」が放送されている。同作は、「半沢直樹」を手掛けたTBSの福澤克雄氏が原作・演出を担当する完全オリジナルストーリーで、「半沢直樹」の堺らキャスト、スタッフが再集結した。
「チーム半沢と澤瀉屋の関係は深い。猿之助被告は『半沢直樹』(20年)に出演したが、これは香川が制作サイドに推薦したそう。『VIVANT』には澤瀉屋一門の市川猿弥と市川笑三郎(えみざぶろう)が出演しており、チーム半沢との関係は良好。2人の起用は、香川さんの復帰に向けての〝布石〟ともいわれている。香川さんも、再婚して子供も生まれたことで、ますます稼がなければいけない。ドラマ復帰は当然、考えているといいます」(芸能プロ関係者)
香川は「半沢直樹」以外でも「99・9―刑事専門弁護士―」(16年)、「小さな巨人」(17年)、「日本沈没―希望のひと―」(21年)など日曜劇場の常連。多大に貢献してきた。
「騒動から1年で、日曜劇場をはじめドラマのキャスティング検討で、香川さんの名前が出てくることは珍しくなくなっていた。ただ、その矢先に猿之助被告の事件があり、香川さんへのオファーどころではなくなった。それでもチーム半沢のスタッフは『VIVANT』に出演している猿弥と笑三郎に澤瀉屋の状況や香川さんらの奮闘を聞き、『できるだけ応援したい』と言い合っている」(ドラマ関係者)
歌舞伎での懸命な姿を踏まえ、禊(みそぎ)は済んだとの見方は少なくない。年内ともいわれる猿之助被告の判決次第では、香川についてTBS内で「来年には復帰を」との声も漏れる。
香川がつなげたチーム半沢と澤瀉屋の縁は続いている。俳優・香川照之が舞い戻る日は、そう遠くない。
【新たなファン層】香川がドラマ復帰できれば、澤瀉屋にもプラスに作用しそうだ。46歳の遅咲きで歌舞伎デビュー。実力、人気の両面で澤瀉屋を背負うには荷が重い。歌舞伎へのさらなる精進が求められるが、梨園関係者はドラマ復帰の〝副産物〟に期待を寄せる。「中車さんが主演した『七月大歌舞伎』では空席が目立つ日もあった。ただ、中高年男性を中心に従来にはないファンの姿があった。これは『半沢直樹』など〝香川ファン〟と見られている。中車さんが歌舞伎俳優として地力をつけつつ、確固たる地位を築いていた俳優として復帰して再び活躍できれば、歌舞伎公演で新たなファンの流入を期待でき、澤瀉屋に貢献できると感じた関係者もいた」













