5日のNHK連続テレビ小説「風、薫る」第27回で、看護婦養成所で学ぶ直美(上坂樹里)が学友・りん(見上愛)の母美津(水野美紀)と再会。直美のある行動が視聴者の不安を呼び、「案の定…」と〝騒ぎ〟が生じる一幕が見られた。

 養成所の休日、直美はりんの家に招かれる。美津は栃木に住んでいた当時、上京してスリ被害に遭い、直美に助けられていた。りんが美津のいる台所に向かうと、直美は引き留め「料理は私が手伝うから、環ちゃんと遊んであげたら」と娘を優先するよう促した。

 すると、X(旧ツイッター)には「やめて!って思わず声出た」「何それ怖い」「直美には無理なのでは」「手伝う!?大丈夫?」と不安視する反応が。やがて、「案の定」との言葉も投稿された。

 この間、りん宅の外では、「でれすけ!何という大根の切り方をするんです!」というすごい剣幕の美津の声が響いてきた。「でれすけ!それそれ」と応じる直美。美津は「ふざけている場合ではありません!」と直美を指導。「でれすけ」は栃木の言葉で、意訳すると「しょうもない奴」の類。美津がスリに対して使い、直美は美津を「でれすけの人」として覚えていたのだった。

 英語力は抜群だが、万事無骨な直美。この日の放送では、縫い目がズレるなど裁縫下手もさらされた。それでいて「料理手伝う」発言に視聴者は不安を覚え、美津の剣幕に「案の定」となった次第。「あーまた聞かないでいきなり乱切りしたなと。野菜も髪もぶった切る直美さん」と、自ら切ったザンバラ風の髪に寄せた推測もXでは見られた。

「英語力はダントツながら料理は絶望的」「ひょっとして朝ドラ史上最強の料理音痴キャラ?」との見方もされる直美。一方で、これまでは他者との確執をいとわず尖った存在でいたため、りんの古風キャラ母に叱られる姿は好感を呼ぶ効果も生じた。「料理だけやなく裁縫も不器用。親近感わいて来た」「今以上に当時は女性のたしなみとされた事が苦手な直美に親近感をおぼえる」という受け止め投稿も。直美がキャラ変で一皮むける可能性もうかがわせた。