21日に閉幕した陸上の世界選手権(東京・国立競技場)でスペシャルアンバサダーを務めた俳優の織田裕二(57)が、世界陸上からの〝卒業〟を宣言し、話題になっている。織田は今後はビールを片手にテレビ観戦する意向だが、大会を彩ってきた名曲は〝レガシー〟として受け継がれる可能性が出ている。
織田はアツ過ぎる〝名言〟でSNSを沸かせた。1997年アテネ大会から2022年オレゴン大会までTBSのキャスターを担当し、今大会はスペシャルアンバサダーという役割だった。
20日放送のTBS系「ニュースキャスター」で、世界陸上からの「卒業」を宣言。翌21日放送の同局系世界陸上特番では、27年北京大会を「テレビの前でビール片手に楽しみます」と改めて卒業するとした。
その一方で、TBS社員は、織田の名曲で世界陸上の中継で採用されてきた「All my treasures」(07年)が〝レガシー〟になる可能性を指摘する。
「改めて『世界陸上=織田裕二』と思った視聴者、放送中に『All――』が流れると往年の大会の記憶がよみがえったり、気分が上がったりする視聴者は多かったと思います。社内でも、今後もどんな形であれ織田さんに世界陸上に関わってほしいと思う社員は多い。本人の出演はなくても、『All――』は北京大会で採用されるのではとの声が出ています」
「All――」は、05年ヘルシンキ大会から22年オレゴン大会まで中継で流されてきた。織田がキャスターを退いた23年ブダペスト大会では歌手の星野源の楽曲「生命体」が、今大会ではクイーンの代表曲「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」がそれぞれ採用された。
他局では、テレビ朝日が中継する世界水泳のテーマソングとしてB’zの人気曲「ultra soul」が広く知られる。
「『All――』は『ultra――』と同じくらい、視聴者が耳にしただけで大会が放送されていると認識できるほどお茶の間に浸透していると思います」(同)
SNSでは、世界陸上における織田の〝後継者論争〟が白熱している。芸能界からも参戦者が現れ、陸上経験の長い俳優の和田正人は22日、X(旧ツイッター)で「僕なりに #世界陸上 MC後任論争に終止符を打ちたいと思います。山田裕貴で。好感度、知名度、熱さ、申し分ないです」と提案。十種競技の元日本王者でタレントの武井壮は翌23日にXでこのポストを引用し、「オレなりの答えも室伏広治でお願いします それ以上なくね??」と反応した。
27年北京大会では、織田の〝後継者〟とともに大会を彩る楽曲にも注目が集まりそうだ。












