俳優の織田裕二(57)が、世界陸上からの卒業を宣言した。
20日放送のTBS系「情報7daysニュースキャスター」に生出演し「これで本当に卒業します」とキッパリ。「お叱りの言葉もたくさんあることを踏まえて、体力の限界! 楽しいうちにやめたい。もう迷惑かけちゃう。老兵は去ります!」と述べた。
織田は同局系「世界陸上」のメインキャスターを25年務めており、22年のオレゴン大会で1度目の卒業。今回はスペシャルアンバサダーとして世界陸上に復帰した。つまり卒業は2回目になる。
身を引く理由に挙げた「体力の限界!」は相撲界の大横綱・千代の富士が1991年の引退会見で放った名言そのまま。実は織田も本当に「体力の限界」だった。
「もともと〝陸上熱〟がすごい人ですが、前回大会から3年も経てば注目選手も代わる。織田さんは放送前から仕事をセーブして、イチから勉強していました。睡眠時間を削り『仕事も入れられないよ…』とボヤくほど研究していました」(織田を知る関係者)
俳優としてもストイックなことで知られる。過去にはドアの開閉だけで1時間試行錯誤したこともあった。気軽にオファーを受けて、気軽にテレビの前に立つことは絶対にしない男。その矜持が世界陸上でも発揮されていたのだ。
「今回、アンバサダーを受けたのは自国開催だったことも大きい。向こう何十年、日本開催は考えられませんからね。マスコミ取材もビックリするほどノリノリで受けていましたし、すべては世界陸上への〝恩返し〟でしょう」(同)
ネット上では織田の卒業を惜しむ声が殺到しているが、復帰の可能性はぼぼゼロと考えていい。
21日に閉幕した世界陸上の累計視聴人数は7977万人を突破。大会9日間を通して世帯視聴率は連日2ケタを記録した。〝リレー侍〟が登場した21日の平均個人視聴率は12・8%、瞬間最高は午後9時21分の男子400mリレー決勝で、個人21・6%、世帯31・7%だった(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)。
高視聴率と爽やかな笑顔を残して、織田は世界陸上から去っていった――。













