俳優の織田裕二(55)が〝かわいいオジサン化〟して周囲が困惑しているという。伊藤沙莉主演の7月期ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(テレビ朝日系)に出演予定。〝モノ言う俳優〟として知られるだけに、さぞや撮影現場ではピリピリムードを漂わせているかと思いきや、すっかりキャラが変わってしまったようで――。

 同ドラマは、強制執行によって金品や不動産などの財産を差し押さえたり、没収する国家公務員「執行官」がテーマ。伊藤演じる犬に好かれる女性・吉野ひかりが、織田演じる犬が苦手な執行官・小原樹とバディを組み、さまざまな人生のリスタートを目撃していくという物語だ。

「織田さんが主演以外でドラマに出演するは30年ぶりで、初めてのテレ朝作品です。クレジットでは大御所に使われる〝トメ〟として、全キャストの最後に名前が表示されることになっていますよ」(ドラマ関係者)

 織田といえば演技へのこだわりが強く、台本や演出の変更は当たり前の〝モノ言う俳優〟として知られている。特に「振り返れば奴がいる」(1993年)や「踊る大捜査線」(97年、ともにフジテレビ系)などヒットを連発させると、それに拍車がかかっていったという。芸能プロ関係者の話。

「監督だろうが、共演者だろうが、納得がいかないことにはどんどん注文するし、現場ではピリピリムードが漂っていました。『踊る――』で共演した柳葉敏郎の演技に『それ、違うんじゃない?』とダメ出ししてケンカ寸前になったという逸話もあります。その後、2人の確執も報じられました」

 ところが、だ。今ではすっかりキャラが変わってしまったという。

「共演者が集まる前室でいつもニコニコしているんですよ。こだわりの演技論などではありません。時にはオヤジギャグをかますことも。これには身構えていた共演者やスタッフも拍子抜け。まるで〝保護者〟のように共演者を見守っています」(前出のドラマ関係者)

「シッコウ――」は社会派作品ではなく、エンタメ作品。織田が主演を務めるわけではないので、リラックスして撮影に臨んでいるのかもしれない。

「どうやら、織田さんも年を重ねていろいろ考え方が変わったそうです。気難しさを出しても、クオリティーの高い作品に仕上がるわけではありませんからね。それよりは現場を楽しむことが大事だろう、と。今では共演者やスタッフからは〝カワイイおじさん〟として親しまれていますよ」(同)

 織田の〝キャラ変〟がドラマの評判にも好影響をもたらすのか、注目だ。