F1アゼルバイジャン・グランプリ(GP、決勝21日)が19日に開幕し、レッドブルの角田裕毅(25)がフリー走行1回目(FP1)で6位に躍進し、同僚でスーパースターのマックス・フェルスタッペンをついに上回った。

 低迷が続いている角田は、去就問題が過熱する中で今回のGPを迎えた。前日の会見では自身の去就を巡る報道について「ウワサ? どんなウワサだって? ウワサはウワサだ、事実じゃない。彼らがウワサを楽しむのは構わない。とにかく僕は、自分ができることだけに集中している。去年の状況でさえ、僕は自分のパフォーマンスだけに集中していた」と雑音は気にしていないことを強調。

 契約問題については「チームや周りの人たちに任せている。彼らはそのことに尽力してくれている。だからこそ僕は自分自身に集中し、レースでドライビングし、着実に進歩していくことができている。それを楽しんでいる」と強気に語っていた。

 まさに正念場となる一戦で、角田は序盤から鬼気迫る走りを見せて上位に食い込んでいく。終盤には見事なドライビングで1分43秒738をマーク。これまで常に大きく差を付けられてきた絶対的エースのフェルスタッペンをついに上回る快走を見せた。

「角田くん、フェルスタッペンの上に来てて熱い!!!」「角田がマックスにFP1勝ったどー」「角田がフェルスタッペンの上にいる」「角田くん1回目のフリー走行でついにマックスに勝った!」などと角田がフェルスタッペンに〝勝利〟したことに期待が沸騰している。

 決勝へ向けて、いよいよ角田が逆襲モードだ。