アイドルグループ「SKE48」が、35枚目のシングル「Karma」を24日にリリースする。Wセンターを務めるのは、熊崎晴香(28)と佐藤佳穂(28)の年長コンビだ。3作連続センターを務める熊崎が「絶対的エースになりたい」と誓えば、自身初センターの佐藤は「令和のWセンターといえば、この2人と言われる存在になれたら」と意気込んだ。

2人は年齢も身長も同じ
2人は年齢も身長も同じ

 ――新曲は切ない片思いソング

 佐藤 大親友の彼女を好きになってしまった葛藤を描いています。しっとりしつつも、ドロドロした感じも垣間見えるそんな曲になってます。

 熊崎 ミュージックビデオの撮影では、私たちの周りをメンバーが何回も走ったりしていて…。私たちはあまり動かないけど、おいしいところはいっぱいある、年長コンビでよかったかもしれないです(笑い)。

 ――SKE48でのWセンターは、2015年の松井珠理奈、松井玲奈の17枚目シングル「コケティッシュ渋滞中」以来、約10年ぶり

 佐藤 SKE48の歴史に残ることは感慨深いですし、ファンの方もWセンターの曲は印象に残る曲が多いと言ってくださっている。令和のWセンターといえば、この2人と言われる存在になれたらと思ってます。年齢も身長(160センチ)も同じなので、安心感があります(笑い)。

 熊崎 2人で歴史に名を刻めることはすごくうれしい。珠理奈さんと玲奈さんは「JR(コンビ)」と呼ばれていましたけど、私たちはなんて呼ばれるかな、と楽しみです。もちろんWセンターをやるからには、(JRコンビを)超えたいという気持ちでいきます!

 ――佐藤さんにとっては、加入9年目で自身初のシングル表題曲のセンター

 佐藤 ファンの方に言ってはなかったんですけど、35作目までにセンターができなかったら考え方を直そうと自分の中で決めていました。私は俯瞰で見がちなところがあって、もしセンターができなければ、これまでの活動の仕方が正解じゃなかったんだろうなと。自分を信じるためにも、35作目までに決着をつけたくてやり残すことがないように頑張ってきた。センターに選ばれて、安心したというか…。自分の中で一つの正解を出せたので、ここからまた活動していくのが楽しみでもあります。9年間活動してきて、選んでいただけることは本当に簡単なことじゃないと感じているからこそ、ちゃんと自分と向き合える活動をしたいと思います。

 ――熊崎さんは前々作「告白心拍数」、前作「Tick tack zack」に続いて3作連続センター。3作以上でセンターを務めるのは珠理奈、玲奈に続いて3人目。まさにグループの歴史に残る

 熊崎 2作目の後に私はセンターに立つことがゴールじゃないと言っていたんですけど、自分の中でけっこうぬるま湯につかっているなと感じ始めていた。最近の私はキラキラしていないかもしれない、満足してしまったんじゃないかなって思ってしまって。私はここからもっとSKE48を引っ張っていかなきゃいけないし、自分の中で「絶対的エースになりたい」という言葉を見つけた。応援してくださっているファンの皆さんに楽しんでもらえるように、自分がもっとキラキラしたアイドルでいたい。がむしゃらにもっと燃えていたいです。

 ――珠理奈、玲奈はSKE48を象徴するエースでもあった

 熊崎 たとえセンターでなくても“エースの顔”を持つ2人のような存在に私はなれていないので、次に目指す場所はそこだなって思う。これからもセンターを目指しては走り続けながら、絶対的エースのオーラを出せるような人になりたいです。私は自分にプレッシャーをかけるのが苦ではないし、苦しんでいる時間も面白いと感じる。好きなんです。ずっと燃えてたい。世間にSKE48を広げていけるように頑張りたいなってすごく思います。

 ――それを踏まえ、グループはどんな目標を

 熊崎 大きな会場でライブをしたいです。6期生の私は、2014年、SKE48としてバンテリンドームナゴヤ(当時、ナゴヤドーム)で開催したコンサートに立ったメンバーです。先輩たちに連れていってもらった場所に、今度は私が連れていけるような存在になりたいです。
 (インタビュー・佐藤愛生)

 ☆くまざき・はるか 1997年8月10日生まれ、愛知県出身。2012年、SKE48に6期生として加入。地元・プロ野球球団のドラゴンズ応援大使としても活動。

 ☆さとう・かほ 1997年5月16日生まれ、愛知県出身。2016年にSKE48の8期生として加入。18年の23rdシングル「いきなりパンチライン」で初選抜後、13作連続で選抜メンバーに選ばれ、9月24日発売の35thシングル「Karma」では、初のセンターに抜てきされた。