独特なフリで知られる「江南スタイル」で一世を風靡した韓国人歌手PSY(47)に警察の捜査が迫っている。

 PSYに向精神薬の代理処方疑惑が浮上。2022年から最近まで対面診療を受けないまま、ソウルのある大学病院で向精神性医薬品2種類を対面診療なしに処方してもらい、マネジャーを通じて代理受領した疑いが持たれている。これらの医薬品は対面診察と処方が原則となっている。

 この疑惑に関し、ソウル警察庁の長官職務代理は8日、定例記者懇談会で「近く召喚調査(事情聴取)する方針だ」と明言。韓国メディアが一斉に報じている。

 PSYの所属事務所は公式声明文で「専門医薬品である睡眠薬を代理受領した点は明白な誤りで不手際です。申し訳ありません。PSYは慢性的な睡眠障害の診断を受け、医療スタッフの処方に従って睡眠薬を服用しています。睡眠薬の服用は医療スタッフの指導の下、決められた用法容量を守り、代理処方はありません」と釈明。

 警察側は「現在、どのように処方されたのかと、非対面発行過程に対する捜査を進行している」としている。

江南スタイルのダンス(ユーチューブから)
江南スタイルのダンス(ユーチューブから)

 PSYは過去に大麻使用の疑いで警察に検挙されたことがある。昨年11月には、不動産トラブルで罰金を科せられたにもかかわらず1年以上滞納した疑惑が浮上し、批判を浴びた。

 PSY側は〝うっかりミス〟を主張しているが、現地では徹底調査を求める声が続出。PSYは今回の問題を受け、音楽フェスティバルへの出演を急きょ取りやめた。

 波紋は広がるばかりだ。