F1レッドブルが来季ドライバーとして角田裕毅(25)に代わり、姉妹チーム・レーシングブルズからアイザック・ハジャール(20)を昇格させることがすでに〝内定〟しているとレジェンドが暴露した。

 角田は4月の日本グランプリ(GP)から緊急昇格したものの、低迷が続いた。夏休み明け再開初戦のオランダGPで9位入賞となんとか格好はついたが、厳しい状況は変わらず。チームの重鎮ヘルムート・マルコ博士はハジャールが大のお気に入りで、交代が既定路線かと思われたが、7月に就任したローラン・メキース代表は角田にとって最大の理解者で、今季終了まで来季の起用における判断を先延ばしにする方針を示し、緊迫した綱引きが展開されている。

 しかし、オランダGPで、有力候補のハジャールがルーキーイヤーに3位で表彰台に上がる快挙を達成。ハジャールはこれまで角田の苦戦から昇格に難色を示してきたが、一転して乗り気になるなど事態が動きつつある。

 そうした展開の中、F1で年間チャンピオンのタイトル獲得経験もあるレジェンドのジャック・ビルヌーブ氏が、レッドブルの去就問題について驚くべき内情を語った。

 英スポーツ専門放送局「スカイ」に出演したビルヌーブ氏はハジャールについての話題で「彼はプレッシャーに強いようだし、若いし、ルーキーだし、経験もそれほど多くない。彼は小さなカテゴリーを経て、非常に速いスピードで順位を駆け上がってきた」と指摘。「打ちのめされても、さらに強くなるんだ!」と絶賛した。

 その上で「だから彼は本物のようだし、来年にはもう〝ビッグカー〟に乗っていると思う。いつになるか発表されるのを待っているだけだよ」と爆弾発言。ハジャールがビッグチームであるレッドブルへ昇格することがすでに内定しており、あとは正式発表を待つ段階だと主張した。

 この発言を受けて、英モータースポーツ専門メディア「F1オーバーステア」は「ビルヌーブは、ハジャールが2026年にどのF1チームで走ることになるのかを個人的に知らされたと考えている」と指摘。レッドブルに来季入団でハジャールが〝個人合意〟したとする見解を伝えるなど、注目を集めている。

 角田は今季開幕直後まで所属していたレーシングブルズへの降格が濃厚になっていると同メディアは報じており、9月を迎えていよいよ去就問題が決着の時に近づきつつあるようだ。