欧州サッカー主要リーグの移籍期間が1日(日本時間2日)に幕を閉じた中、去就が注目されているフランス2部スタッド・ランスMF中村敬斗(25)は〝移籍失敗〟となった。

 中村はチームの2部降格により今夏の退団を検討していたが、クラブ側は移籍を拒否。「体調不良」を理由にチームに合流させないなど〝対立〟が続き、騒動となっている。トルコ1部ベシクタシュから移籍金1500万ユーロ(約25億8000万円)という高額オファーが届くもSランス側は拒否した。

 さらに期限間近になってスペイン1部ビリャレアルが中村の獲得に乗り出した。フランス紙「レキップ」によると、移籍市場の最終日にビリャレアルが移籍金1800万ユーロ(約30億9000万円)を提示したという。しかしSランスはこの高額オファーも拒否した。トルコの移籍期限は12日まであり、再交渉となれば退団の可能性は残されているものの、中村サイドは「脱出」に失敗した格好だ。

 また、フランス1部オセールのFWオナイウ阿道がドイツ2部マルテブルクに移籍することが決定。今夏の移籍が有力視されていたスペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英は多くのビッグクラブから興味を持たれていたが、ステップアップ移籍は実現しなかった。