パ5位・西武は26日の日本ハム戦(ベルーナ)に延長12回の末、2―2の引き分け。3位・オリックスとのゲーム差は、残り30試合で6・5に開いた。
試合後の西口文也監督(52)は「勝ちたかったですね」。結果的に8投手をつぎ込んだ4時間16分の消耗戦は、7回の攻防が全てだった。ここまで4戦3敗と苦手にしていた相手先発・達をようやく攻め立て外崎、デービス、古賀、そして1か月半ぶりに一軍復帰したセデーニョの4単打で2点を奪い、2―2の同点に追い着いた。
なお無死満塁とし、球場のボルテージも最高潮。一気に逆転を狙ったものの、ここでドラフト2位・渡部聖弥外野手(22)は相手2番手・玉井の初球、高めのシュートを打ち上げ、浅い左飛に倒れた。後続もつながらず結果、ここで追い越せなかったことが延長戦ドローの要因となった。
西口監督は「(セデーニョは)スイング的にも本当に良くなってきているので、これから期待しています」としながらも、7回の攻撃について「セデーニョが打って、その後にもう1、2点取れていたら。その意味であそこの無死満塁で聖弥の初球、ボール気味の球を打ったところはね。どういう気持ちで打席に入ったかというのは大事になってくる」と指摘。渡部聖のポップフライに言及した。
これに対し、渡部聖は「低めを引っ掛けてゲッツーという最悪(のケース)が頭にあった。ちょっと高めを打ちにいこうと思ったら、ああいう形になってしまいました」と反省。その上で5打数無安打に終わった結果について「今日は良くなかったですね。体の反応も良くないですし、甘い球を仕留められていないので。悪い時の典型的な感じかなと思います。(疲れは)あると思うんですけど、まだまだできると思う」と自己分析し、1年目シーズンの正念場に前を向いていた。
チームは借金8でAクラス入りが絶望的な状況に追い込まれつつある。渡部聖ら若獅子たちが、どこまで未来を感じさせるプレーをインパクトとして残せるか。再建のキーポイントは、そこにある。












