TikTokで麻薬売人としての活動を誇示し〝デアバ・ロイラ(ブロンド・デビル)〟の異名を持つ女が、ギャングを乗り換えた直後に射殺された。ブラジル紙オ・グロボが先日、報じた。

 エウェリン・パソス・ロドリゲスさん(28)は14日にギャング同士の抗争で殺害された。懲役5年10か月の判決を受けていたが、逃亡中で、さらに麻薬密売と人身売買、組織犯罪の容疑の計3件で指名手配されていた中での出来事だった。かつてTikTokに「私は生きたまま投降しない、棺桶に入って去るだけだ」と投稿していた。

 憲兵によると、銃撃戦はギャングのコマンド・ベルメーリョ(CV)とテルセイロ・コマンド・プーロ(TCP)間の縄張り争いにより発生した。ロドリゲスさんはCVからTCPに乗り換えたばかりで、遺体はシーツに包まれ頭部の一部を失った状態で路上に放置されていたため、意図的に狙われ、処刑されたとみられる。

ギャングに加入前のエウェリン・パソス・ロドリゲスさん(TikTokから)
ギャングに加入前のエウェリン・パソス・ロドリゲスさん(TikTokから)

 サンタカタリーナ州出身のロドリゲスさんは、2022年に元夫に刺されて、肺に穴が開くほどの殺人未遂事件を生き延びた。リオデジャネイロ州に逃げた後、CVに加わり、TikTokでライフルやピストルをひけらかし、麻薬売人としての日常を投稿し、〝ブロンド・デビル〟と呼ばれる有名人となった。最近、CVを離脱し、ライバルのTCPへの忠誠を宣言したばかりだった。