F1レーシングブルズのリアム・ローソンが、今季序盤まで所属した親チームのレッドブルに対して〝禁断のチーム批判〟を展開して物議を醸している。
ローソンは今季開幕をレッドブルに昇格して迎えたが、不振のためわずか2戦で降格という憂き目に。代わりに角田裕毅が昇格して異例のドライバー交代が断行された。
だがその後、ローソンはレーシングブルズで速さを取り戻して好調に。レッドブルのマシンの状況が良くないこともあり不振が続く角田とは対照的に、評価はうなぎ登りだ。
そうした状況のためレッドブルの第2ドライバーに〝再昇格〟する可能性も取りざたされているが、ローソンはそのタイミングでまさかのチーム批判を行って波紋を呼んでいる。
オーストラリアメディア「ニュースドットコム」は「元レッドブル・ドライバーのリアム・ローソンは、F1の巨人チームを批判し、自身の不振はチームのせいだと非難した」と報じた。
「ミルトンキーンズを拠点とするチームは、今年初めのわずか2戦でローソンを正式に解雇し、ニュージーランド人ドライバーの代わりに日本人ドライバーの角田裕毅を起用した。ローソンは、かつてオーストラリア人(ダニエル・リカルド)が占めていたシートですぐに成功を収め、2025年シーズンに向けて世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペンとともにレッドブル・レーシングのメインチームに昇格した。しかし、その勢いは長くは続かなかった。2度のひどいレースのせいで、シーズンのわずか2イベントで降格し、角田裕毅に代わったのだ」とこれまでの経緯を説明。
そして「しかし、ローソンの評価が再び上がり始めると、彼は驚くべきことに、自分がもう一度ドライバーとして挑戦したいチームを攻撃することを決意した」と指摘。オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」の内容を引用しながら、ローソンが「他のチームが若いドライバーを起用する際のアプローチや、テスト日数、シートに座っている時間、例えばキミ(アントネッリ=メルセデス)が今年のレース前に行ってきたテストの量を見れば、我々はそういったことを何もしていないことがわかる」とレッドブルのお粗末な内情を暴露したことを強調した。
ドライバー市場が佳境を迎える夏休みの段階で、ローソンがレッドブル批判を展開したことで、同グループからの退団を視野に入れているとの観測も出ており、去就に注目が集まりそうだ。












