F1アストンマーティンのランス・ストロールに対して「解任の最後通告」が行われたとして注目を集めている。

 英メディア「GPファンズ」は「アストンマーティン、ランス・ストロールの解任の最後通告を受ける」と題して、ストロールを巡る状況を特集。ストロールの退団を主張したのは、これまでも舌戦を繰り広げてきたF1グランプリ(GP)で6度の優勝経験を誇るラルフ・シューマッハ氏だ。

 英スポーツ専門放送局「スカイ」で解説を務めるシューマッハ氏は最近アストンマーティンから出禁を通告されるなど騒動を起こしているが、今回はドイツ紙「ビルト」のインタビューでまたまた〝口撃〟。アストンマーティンがタイトルを勝ち取るチームになるためには、ストロールを解雇する必要があるか問われると、迷うことなくこう答えた。「彼(ローレンス・ストロール)が本当に世界チャンピオンになりたいのなら、息子を解雇しなければならない」と断言した。

 アストンマーティンのオーナーである父ローレンス氏の威光があるランスは、チームと無条件で契約延長できる立場にあるとされる。だが、ローレンス氏にとって悲願であるF1タイトル獲得のためには、そろそろ愛息の去就に踏み込む必要があるというわけだ。

「父親は感情か成功か、決断を迫られている。もし本気なら、2026年のドライバーコンビを根本から考え直す必要があるだろう」と繰り返し主張。ただ「彼もそれを分かっていると思うが、決断は難しいだろう」と親としての心情にも言及した。

 シューマッハ氏による「最後通告」で、いよいよローレンス氏が動くのか。アストンマーティンのドライバー選考がにわかにざわついてきそうだ。