米国で気象予報士が嵐を伝える生放送中に妻にスマホで安否確認の連絡を取ったことで視聴者から「プロ意識に欠ける」批判されたが、自らのフェイスブックで「まず夫であり父親です」と反論した。米誌ピープルが4日、報じた。

 米NBC系列局KTTCの主任気象予報士ニック・ヤンセン氏は7月28日、ミネソタ州南東部とアイオワ州北部の嵐など厳しい天候についての生放送中に、スマホでテキストメッセージを作成・送信している姿をとらえられた。

 その後、ヤンセン氏は視聴者に「すみません、妻にメッセージを送るしかありませんでした。赤ちゃんは一晩中寝ていました。なので、今回はこれで終わりにします」と謝罪した。

 一部の視聴者からは、KTTCに「プロ意識に欠けている」というクレームのメールが送られたという。他にも「赤ちゃんを安全な場所に逃がすように妻に連絡をするなんて、気高いと思う人もいるかもしれないけど、私はそう思わない」という違反もあったという。

 しかし、ヤンセン氏は、生放送時にスマホをいじった映像を自らのフェイスブックにアップし、「私は自分の仕事と皆さんの安全を非常に真剣に考えています。しかし、私は夫であり父親でもあります。厳しい天候の中、妻と子供が地下室で無事に過ごせていることを確認するために、少し時間を取ることにしました。人生において、お互いにもう少し理解と敬意を示すよう努めましょう」と反論した。

 8月4日の時点で、ヤンセン氏の動画は1500万回以上視聴されている。

 KTTC副社長兼ゼネラルマネジャーのステファニー・ヘドリック氏は「KTTCは、気象予報士、キャスター、記者がニュースを伝える際に、自身の家族にも話しかけ、安全を確保するための情報提供を行っていることを認識しています。今回のケースでは、視聴者はそれが生中継で見られることになりました。ニックは、家族が安全であることを確認するために、時間を取って良き夫であり良き父親であることを示すことができたのです」と、ヤンセン氏の行動を擁護した。