昨季限りでスペイン1部レアル・マドリードを退団しイタリア1部ACミランに加入したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(39)に関する、バルセロナTV内の発言が物議を醸している。

 それはバルセロナTVで配信された、7月31日に行われたバルセロナ―FCソウル戦で解説者が放った言葉だった。「モドリッチの最後の偉大な貢献はコパ決勝でクンデにパスを出したことだ」との内容。Rマドリードと対戦した4月のスペイン国王杯決勝、2―2のまま迎えた延長後半にDFジュール・クンデがモドリッチのパスをカットして決勝点を決めた。それを揶揄(やゆ)したわけだ。

 複数のスペインメディアは「バルサTV、レアル・マドリードの象徴ルカ・モドリッチを批判し無礼だと非難される」(ゲット・フットボール)、「バルセロナの解説者がモドリッチへの皮肉発言でマドリードファンが大激怒」(スポルト)、「解説者がモドリッチを揶揄…『彼の最後の偉大な活躍は…』」(アス)などと伝えた。

 バルセロナ寄りの「スポルト」は「解説者はすぐに発言を訂正し『冗談だった』と説明した」と伝えたが、〝レジェンド〟へのリスペクトを欠く発言と言わざるを得ない。日本でも元日本代表の勝説者による現役選手への発言が物議をかもした。公の場では言葉に細心の注意が必要なようだ。