WWEのスマックダウン(25日=日本時間26日、オハイオ州クリーブランド)で、24日にフロリダ州の自宅で急死した、WWE殿堂者のハルク・ホーガンさん(本名テリー・ボレア=享年71)の追悼セレモニーが行われた。
観衆の「ホーガン!」チャントの中、オープニングで選手、関係者らが参列。CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルH、コーディ・ローデス、シャーロット・フレアー、ランディ・オートン、ローガン・ポール、女子US王者ジュリアらスーパースターに、ホーガンさんのライバルだった殿堂者のサージェント・スローター、ハクソー・ジム・ドゥガン、名マネジャーのジミー・ハートらレジェンドも姿を見せた。
マイクを握ったトリプルHは「みなさん、昨日、われわれは世界で最強最高のアイコンの一人を失いました」とあいさつ。続けて「私の子供の頃からの憧れであり、幸運にも同じリングに立ち、多くの仲間たちと同じように、彼を友人と呼べることを光栄に思っています。事実、彼は数百万の人々に夢と希望を与えてきました。彼がいなければ、われわれが今この場に一緒に立つことはなかったでしょう」と、スピーチした。
さらに「心からの祈りと敬意をささげましょう。テリー・ボレア、唯一無二、不滅のハルク・ホーガンに」と、惜別の10カウントゴングが鳴らされた。観衆からはホーガンさんを追悼するサインボードが掲げられ、親友だったジミー・ハートがサングラスの下の涙を拭う場面もあった。
米メディア「ピープル」のインタビューでは「水曜の夜に(ホーガンさんに)電話したんだ。そして木曜の朝にすべてが起こった」と、ホーガンさんの容体が一夜にして急変したと明かしている。「何てことだって感じ。すごく元気だと思っていたのに。だから家や病院に見舞いに行かなかったんだ。感染症とか、風邪をひいている人が持ち込まないように、みんなでそうしていたんだ」とも話しており、感情を抑えきれなかった。
ホーガンさん最後のWWE登場となった今年1月のロウでは、ハートとともに恒例のマイクアピールを行った。だがリング外では晩年に過去の人種差別発言、盗撮テープの流出などスキャンダルに見舞われたこともあって「ドナルド・トランプ大統領への熱烈な支持も物議を醸し、1月に行われたホーガンとハートの最後の共演では、WWEファンから激しいブーイングが浴びせられた」(「ピープル」)。
それでもハートは、ホーガンさんのプロレス界での偉大な功績をたたえた上で「天国に着いたら、友人みんなと会うだろう」と話した。最大ライバルだったアンドレ・ザ・ジャイアント、コーディの父ダスティ・ローデス、ローマン・レインズの父でワイルド・サモアンズのシカ・アノアイら故人の名を挙げて、親友の死を悼んでいた。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。













