F1レッドブルの角田裕毅が25日に行われたベルギー・グランプリ(GP)スプリント予選(SQ)で、姉妹チームのレーシングブルズ勢を下回る12番手でSQ2敗退を喫した。同僚のマックス・フェルスタッペンとは対照的に、アップデート(改良)がされない状況が続く異例の事態に〝本音〟を吐露した。

 角田はSQ2でタイムが伸びず、懸命なドライビングを見せるも12番手に沈んだ。同僚のフェルスタッペンははるか前方の2位、姉妹チーム・レーシングブルズ勢もアイザック・ハジャールが9位、リアム・ローソンが11位となり、レッドブルグループで最も遅い厳しい結果となった。

 8月の夏休み中でのドライバー交代論がくすぶり続ける中で、3週間の短期休暇明けにまたもや失態。ただ、この状況には同情論も多い。というのも、レッドブルは角田のマシンに対してまたもやアップデート(改良)を投入していないとみられ、他チームがシーズン中も細かなアップデートを繰り返す中で、角田は5月上旬のマイアミGPからマシンが変わっていないとの指摘もある。

 レッドブルのマシン開発に対して批判が続出する中で、角田はSQ後にこうした現状について率直に語った。

 英メディア「GPブログ」がその様子を報道。角田は「今回のレースでは僕のマシンに新しいパーツを投入することを期待していたが、遺憾ながらもう少し待たなければならない」とアップデートの予定があったにもかかわらず、またもや肩透かしとなった窮状に本音を口にした。

 それでも角田は必死に前を向く。「しかし、それらが届くまで全力を尽くす。エンジニアリングチームとして、そして現状のセットアップに関してはパッケージも順調に連携できている。しかし、マシンがタイトな感じがするのは確かで、全てをうまくまとめ上げなければならない」。

 レッドブルの角田に対する扱いの〝軽さ〟は異例だが、逆境をはね返して復活を期待したいところだ。