演歌歌手・坂本冬美の〝座長代理〟ぶりが称賛されている。
明治座は23日、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、気管支炎と診断され緊急入院していた歌手の五木ひろしが25日から「デビュー60周年記念 五木ひろし特別公演 坂本冬美特別出演」の第二部の歌唱ショーのみ復帰すると発表した。
今月5日からスタートした今回の公演は、第一部の芝居と第二部の歌唱ショーで構成。ところが、五木が12日に緊急入院したため、14日から第一部は五木の代役を太川陽介が務め、第二部は日替わりでゲストが出演した。第一部、第二部とも〝座長代理〟となったのが坂本だ。
あるイベント関係者は「共演者、スタッフ以上に坂本さん本人も動揺していたと思いますが、そんな様子は見せず〝五木さんが戻って来られるまで、ステージは私が守る〟という気概さえ感じられた」と明かした。
そんな姿に共演者やスタッフも勇気づけられているという。
特に第二部の歌唱では五木ファンを落胆させない工夫も見せた。
「坂本さんが五木さんの代表曲『よこはま・たそがれ』を歌うこともありました。坂本さんは五木さんと舞台やコンサートで長年、一緒にやってきたので楽曲の良さをうまく引き出せます。喜んでくれているファンも多い」(同)
第二部は日替わりでゲストが出演するため、本来は苦労を伴うという。
「歌手にはそれぞれ〝呼吸〟や〝間〟がありますからね。毎日違うゲストとよどみなく掛け合ったり、歌うのはかなり大変ですが、坂本さんはその大変さをみじんも感じさせませんでした」(同)
来年、歌手生活40周年を迎える坂本。座長代理を期待以上にしっかり務めているだけに、安心して自身のアニバーサリーイヤーを迎えられるに違いない。












