参院選が20日投開票され、立花孝志党首率いる政治団体「NHK党」は選挙区、比例代表ともに2%以上の得票率を獲得できず、国政政党への返り咲きに失敗した。

 立花氏が結党した同党は6年前の参院選で国政政党になったが、大津綾香氏との代表権を争う〝お家騒動〟が勃発し、2年に及んだ代表権訴訟に敗れていた。

 出直し選となった参院選では、全45選挙区に加え、比例代表に浜田聡参院議員、福永活也弁護士ら3人の候補者を擁立。供託金1億5000万円を造船太郎氏から借り入れての大勝負に打って出ていた。

 NHK受信料問題に加え、兵庫県政問題、メディアの偏向問題などをテーマに組み入れ、新たな層からの支持拡大を図ったが、兵庫選挙区から出た立花氏や比例の浜田氏は当選圏には届かず、2%要件も達成できなかった。
 
 立花氏は選挙前に国政政党に復帰できなかった場合は政治家引退を表明していたが、最終日に撤回。敗戦が確実となった後には「力及ばずで、1億5000万円の損失を出してしまった。この借りは返せると思っている。負けましたけど、NHKをぶっ壊す!」とゼロからの出直しを表明した。