【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#626】2024年7月末、米イリノイ州シカゴのリンカーン・パークの池に、突如謎の生物が出没した。地元マスコミの記事によると、リンカーン・パークを散歩していた人物が公園にある池の水面を奇妙な生物が泳いでいるところを目撃し、その様子を撮影することに成功した。

 体長はおよそ1・2~1・8メートル。鼻があるように見えたという。その未確認生物の写真はSNSで評判になり、その正体はワニではないかと言われた。 

 しかし、シカゴ爬虫両生類学会がこの謎の生物に関して見解を発表した。広報担当のアーマンド・テヘダ氏によれば、この生物はワニではないという。そして、言えることは、池に浮いている丸太に何か小動物がしがみついている可能性が高いというのだ。

 実は、2022年にシカゴの別の公園にワニが現れている。この時のワニは「チャンス・ザ・スナッパー」とネーミングされ、毎日のように、大勢の観客が押し寄せ、ローカルアイドルのような人気者になった。残念ながらその後、スナッパーは捕獲され、気候に恵まれたフロリダに送られてしまった。

 米国では、トイレに流した小型のワニが下水道で成長し、下水道管理に来た作業員に襲いかかるという都市伝説がささやかれている。この都市伝説のワニの場合、体色は白っぽいのが特徴である。また、下水道で暮らし、日が当たらないので皮膚が白い上、目が発達していないケースもある。

 日本でも、近所の公園の池にワニやアリゲーターが住み着いて、未確認生物のようなウワサになることがある。だが、大概、冬を越すことができず、年内のうちにウワサが聞こえなくなる。