新日本プロレス4日の東京武道館大会で、大岩陵平(26)が真夏の祭典「G1クライマックス」(19日、札幌で開幕)初出場を決めた。

 大岩はこの日、Aブロック出場者決定戦で小島聡と激突。史上最年長出場を狙う大ベテランの怒とうの猛攻に苦戦を強いられた。左のラリアートを浴び、コジコジカッターから垂直落下式ブレーンバスターでマットに叩きつけられる。

 ならばと大岩はドクターボムで反撃に転じ、スリーパーホールドからTHE GRIP(ローリングラリアート)を試みる。これを阻止されると、ついに右のラリアートを浴びてしまうが、ダメージの深い小島のカバーが遅れて九死に一生。追撃のラリアートをブロックし、3発目も右腕で迎撃する。一気にTHE GRIPをさく裂させて3カウントを奪った。

 ノアへの国内武者修行を経て、昨年9月に凱旋。トップ選手が集まるG1への切符を自力で手にした大岩は「これで今年のG1、俺が出場者だ。Aブロック、俺が台風の目になるぞ。全員、覚悟しておけよ」と力強く言い切った。

 さらに大岩は「小島さん、今の自分にはもう憧れの気持ちはないですよ。ここは新日本プロレスのリングだ。こうやって勝ちを積み重ねていかないと、生き残れないんだ。G1も一緒だ。一戦一戦、必死に勝ちをもぎ取る。上村(優也)さんとか(ボルチン)オレッグとか、やりたい相手がたくさんいるのがAブロック。楽しみな気持ちもあるけど、今年のG1、勝負にこだわって、勝ちだけを取りに行きます」と力強く宣言した。

 同期の藤田晃生は今年、ジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で史上最年少優勝を達成しており、刺激になっていないわけがない。〝超新世代〟の大岩が、初出場初優勝を狙う。